教採の勉強の途中報告をしっかりとすると宣言しておきながら、盛大に放置し約4か月。
これは教員以前に、人としての信用が危ぶまれる…と思いましたがブログにまで手が回らず…
ひと段落したので報告します。
まず私の状況としては、地方大学4年生、1年間の休学留学をして4月に帰国し、慌てて教採の勉強に着手しました。
受験科目は生物で、関東圏の私立中高一貫校8校と東京都中高共通理科(生物)の一般受験をしました。
そして9月中旬に都内の私立学校から生物専任教諭として内定をいただき、就活が終わりました。
というわけで、試験結果の詳細を赤裸々に公開します。
試験結果のまとめ
私立学校はありがたいことに応募した8校すべて一次試験の書類審査は通過したので二次試験からスタートです。
・5月下旬:私立学校①二次試験(筆記)→不合格
・6月上旬:私立学校②二次試験(筆記・模擬授業・面接)→合格
・7月上旬:私立学校③二次試験(筆記・面接)→合格
・7月上旬:私立学校②三次試験(校長面接)→合格→最終面接辞退
・7月中旬:私立学校③三次試験(模擬授業・面接)→不合格 (結構凹んだ)
・7月中旬:私立学校④二次試験(筆記)→不合格
・7月中旬:東京都一次試験→合格
・8月下旬:東京都二次試験→記事執筆時、未発表
・8月下旬:私立学校⑤二次試験・三次試験(筆記・模擬授業・面接)→合格
※日程変更のお願いをしたところ二次と三次を同時に行ってくれる配慮をしてくれた
・9月上旬:私立学校⑥二次試験(筆記)→合格→三次辞退
・9月中旬:私立学校⑦二次試験(筆記・模擬授業・面接)→合格
・9月中旬:私立学校⑤最終面接→不合格
※常勤・非常勤の提案があり、面接中に断る
・9月下旬:私立学校⑧二次試験→辞退
以上が私の戦果です。
応募書類には渾身の力を込めたからか、書類は通過しましたが、序盤は筆記で落ちましたね~(笑)
6月7月ごろにはだんだん面接や模擬授業に進めるようになりましたが、当時、授業経験・模擬授業経験共に皆無だったのでよくわからないままぶっつけ本番で受験し、落ちました。
ちなみに面接練習は大学の面接対策で2回模擬面接をし、臨みました。
そして、9月中旬、東京都の結果が出ていませんでしたが、私立学校⑦の合格をいただきました。
- この学校以上に行きたいと思う学校が当時なかったこと、
- 1番指名(校長先生曰く)をしてくださったこと、
- 先生方・学校の雰囲気が気に入ったこと、
- 公立が落ちていた場合、再び地方から関東へ就活に通うことへの不安(卒業までできなくなる恐怖)
などが決め手となり、ここに決めました。
受験の中で気づいたこと3つ
いろいろな学校を受験する中で気が付いたことが3つほどありました。
1つ目は、私立学校の筆記試験はどの学校もあまり変わらない難易度だったこと
(学校の偏差値や進学実績に合わせた難易度になっている様子だがそこまで大きな差は感じなかった)。
2つ目に、面接では結構根ほり葉ほり聞いてくる場合も多い(主に併願状況)印象を受けました。
一般企業とかの面接だったらアウトなんじゃないかって思うようなものもしばしば(苦笑)。
真面目に答えた方がいいのでしょうが、人によっては気分を害するかもしれないです。
実際に、私も面接中に一緒に働かせてもらいたい!と思えなかった学校がいくつかありました…
もちろんその学校の先生方全員がそういった感じではないことはわかっていますが、
やはり人間関係は大切だと思い、話す中で受けた印象は大切にしました。
3つ目は、模擬授業はへなちょこでも大丈夫かもしれないということ。
これは、私が言い訳するチャンスをもらったときは教育実習にまだ行っておらず、経験が皆無だということを伝えていたので多めに見てくれていたのかもしれませんが、
その後の面接などでもあまり触れられることはなく、模擬授業は最低のラインをクリアしていればいいのかなという印象でした。
模擬授業より筆記試験の結果を重視している印象でした。
まとめると、私立学校をいくつか受験してひしひしと感じたのは、
筆記試験(専門科目)の点数がとっても大事!
ということですね。
本命だった学校には落ちましたが、
決して賢いわけでもない自分が、ゼロからのスタート&超短期間の勉強(卒業研究等があり実質勉強期間1~2か月程度)
にもかかわらず新卒・専任(しかも生物!笑)で受かったので、
結果的には満足です。
4月に留学から帰国して、本当に全くゼロの状態からどのような勉強計画を立て、
- 実際に何をしたのか、
- どのような準備をしたのか、
- 戦略を立てたのか、
などは追々記事にしていきます。
一通り終了した今、さっそく教材研究(という名目で勉強の続き)や次の目標や計画を立てつつ卒業研究中です。
それでは!